ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)とブルー・オリジン(Blue Origin)がロケット打ち上げに成功しました。
そしてアメリカにはもう一社宇宙ビジネスに力を入れている企業があります。
そうです、イーロン・マスクが創業したSpaceX(スペースX)です。
そんなスペースXについて調べたことをシェアします。
スペースXとは
突然ですが、スペースXの正式名称ご存じですか?
SpaceXが正式名称だと思ってたのですが、調べていくとSpace Exploration Technologiesで、え?そうなの?って驚いてしまいました。
事業内容は、主に輸送をメインとしていて、最終目的は人を火星まで運ぶことです。
なんだかスケールが大きすぎて想像できません。
宇宙への輸送といえば、これまでは「スペースシャトル」という言葉をよく耳にしていましたよね。
この代わりISS国際宇宙ステーションへの定期便を担っているのがスペースXとなります。
注目の商品・スターリンク(Starlink)とは
スペースXには、よく名前の知られた部門であり商品があります。
それがスターリンクです。
これがなんなのかと言いますと、通信インフラが整っていない地域でも使える、衛星を使ったインターネットサービスです。
地球の周りを周回している低軌道衛星を使って、地球上どこにいてもインターネットが使えるようになるといったサービスです。
今、スペースXは約1800個の衛星を持っています。
2024年までに合計4425個を打ち上げ予定。そして2027年には、42000個を超える衛星を打ち上げる可能性もあるそうです。
日本は、とてもインフラが整っており、住んでいるとなじみがないかもしれません。
3G、4Gが入らない地域って非常に少ないですよね?
ですが、国土の広いアメリカなどは普通に「圏外」になります。(笑)
このサービスなんですが、ベータ版はすでに世界13か国で利用可能です。
サービス利用者は約70000人だとか。
2021年9月より全世界でサービス利用可能となります。
アフリカなどのインフラ整備が整っていない国でも利用できるので、経済発展がすすかもしれませんね。
通信速度は、
150Mbps ダウンロード →目標は10Gbps
25Mbps アップロード
43ms レイテンシ →目標は20ms
です。
普通に使用する場合で言えば、全然悪い数字ではないですよね。
利用料金は、$99/月。そして受信機が$499かかります。
このYoutubeで紹介されているように、テスラに積むには少し大きすぎるかもしれません。
積むことができるとしてもキャンピングカーくらいでしょうかね。
今後のミッション・ロケット打ち上げ予定
スペースXのイーロン・マスクが今年後半でやろうとしている事についてまとめてみます。
ヴァージン・ギャラクティック、ブルー・オリジンと次々にロケットを打ち上げているのにイーロンが黙っているはずがない!と思っていたのですが、少し状況が違いました。
そのような心境ではなく、もっと先に進んでいました。では、どんなイベントが準備中なのかシェアしますね。
8/18 Falcon9 ISS国際宇宙ステーションへ物資補給
9/15 ミッション:Inspration4 民間人のみでロケット打ち上げ 3日間周回する。
10/23 ミッション:Crew-3 ISS国際宇宙ステーションへ人を運ぶミッション
11/17 Falcon9 NASAのX線小型探査機打ち上げ
12/4 Falcon9 ISS国際宇宙ステーションへ物資補給
次のスペースXのイベントは8月18日で、Falcon9がISS国際宇宙ステーションへドラゴン貨物補給ミッション(CRS-23)です。フロリダのNASAケネディ宇宙センターからの打ち上げ予定です。
個人的には、ヴァージン・ギャラクティックやブルー・オリジンの打ち上げに十分興奮していたのですが、もっとすごい量の打ち上げを行っていたのを知り、「スペースX、スゲー」と感動しました。これからも夢を見させて続けてほしいと思いました。
ちなみに、元ZOZOの前澤さんが宇宙へ行くのは、12月8日にロシアのソユーズスペースシャトルに乗っていくようです。
こちらに関しては、また記事にしたいと思います。
以上です。終わり。
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・スターリンク(Starlink)はスペースXの一部門であり商品名
・値段は$99/月+アンテナ代$499
・2021年9月世界でサービス利用開始
・インフラが整っていない国でも利用でき、経済発展が進む可能性も感がられる
・スターリンクは火星でも提供されるサービス