先日、宇宙ETFと宇宙個別株をまとめて記事をアップしようと思っていたところ結構なボリュームになってしましそうだったので分けました。
宇宙ETFをまだ見ていない方はこちらの記事を参照ください。
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ということで、本日は宇宙個別株について紹介していきます。
その中でも大手宇宙企業ではなくて、SPAC株と呼ばれるものについて紹介します。
最近よく耳にするSPACとは?というところからスタートしたいと思います。
SPACとは
SPAC(特別買収目的会社)とは、株式未公開企業の買収を目的として設立される法人のことです。
SPACは、何の略かといいますと、Special Purpose Acquisition Companyの頭文字を取ったもので、「スパック」と読みます。
通常の株式上場手続き(IPO)をせずに、SPAC経由で上場するイメージです。
SPACは、ペーパーカンパニーなのですが、上場後に「将来有望な企業を買収するから株買ってね!」という約束のもと株式を公開します。
おすすめ個別株
Astra Space(ASTR)
2021年2月にHolicity経由で上場した会社です。
ロケットを開発しています。40フィート(12m)の比較的小型ロケットを250万ドル(約3億円)で開発したくさん打ち上げようという会社です。
株価は、ヴァージンギャラクティックやブルーオリジンのロケット打ち上げに合わせて株価が上昇し今は落ち着ているように見えますね。
これからどんな動きをするか楽しみです。
Momentus - Stable Road Acquisition Corp. (SRAC)経由
Momentusは宇宙輸送会社です。
2021年はロケット打ち上げ予定はありません。現在アメリカ政府と揉めており打ち上げ承認が下りない状況となっております。
株価下落はこのことが原因のようです。
RocketLab - Vector Acquisition(VACQ)経由
RocketLabは、地球での生活向上のために小型衛星開発とそのための中型ロケットの開発をしている会社です。
ちょうど僕がこの記事を書いている7/29にロケット打ち上げを予定をしています。
トランプ前大統領が作った米国宇宙軍のために、GPSやインターネット、気象衛星の向上を目指し打ち上けます。
打ち上げ成功すると株価に変化が見られるかもしれませんね。
Redwire - Genesis Park Acquisition Corp. (GNPK)経由
Redwireは宇宙インフラ会社です。
衛星などに搭載されるソーラーパネルを作っている会社でです。
PlanetLabs - dMY Technology GroupIV(DMYQ)経由
PlanetLabsは衛星画像を得意とする会社です。
地球の変化を衛星から監視し傾向を見ています。
現在462個の衛星を持っており、その衛星の性能は、50cm単位の解像度まで分析できます。
Satellogic - CFAcquisitionCorp.V(CFV)経由
Satellogicも衛星画像を得意とする会社です。
上で紹介したPlanetLanbsとの違いは画像処理方法です。
HPによるとスペクトル分析により画像処理を行っているようです。
まとめ
以上6選でした。どうでしたか?
これから購入検討に値した会社はありましたでしょうか。
ロケットを作っている会社もありましたし、ロケットは作っていないけど、衛星を作っていたりその衛星を使って何かサービスをしようとしている会社もあります。
国だけじゃなくて民間がどんどん宇宙産業に参入することで発展は加速しそうですね。
あと5年後どのような未来が待っているのでしょうか。
楽しみです。
では本日は以上です。終わり。
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・SPACってなに?
・Astra Space(ASTR)
・Momentus - Stable Road Acquisition Corp. (SRAC)経由
・RocketLab - Vector Acquisition(VACQ)経由
・Redwire - Genesis Park Acquisition Corp. (GNPK)経由
・PlanetLabs - dMY Technology GroupIV(DMYQ)経由
・Satellogic - CFAcquisitionCorp.V(CFV)経由