テスラのギガファクトリーまとめ

テスラから7月27日に2021年Q2の決算発表がありました。

収益は、119億9600万ドル(約1兆3200億円)であり、利益率は24%もあります。(笑)

日本を代表する自動車メーカーであるトヨタは収益ではなく、利益で2兆円規模なので、時価総額がトヨタを超えたといっても、まだまだ感はあります。

純利益など詳しく見たい方は下表をご覧ください。

上記の通り、絶賛成長中のテスラですが、現在フル稼働している工場は4つだけ(米国に3つと中国に1つ)です。

そしてさらに巨大化、生産量を向上させるために工場を2つ追加しようと目下建設中です。

車両を作れば作るだけ売れているので、まだまだ売り上げも伸びそうですね。

さてテスラ好きのみなさんは、テスラってどの工場でどのモデルを作っているのか？って気になりませんか。

そしてこれからどこに工場を建ててどんなスケジュール感で生産をしていくのか？を調べてみました。

その情報をシェアするために、一度まとめておこうと思いこの記事を書きます。

※日本語で紹介している記事がなかったので、自分用にまとめているだけです。普通に日本語のwikiあった。

フリーモント工場

テスラ本社からサンフランシスコ湾を挟んだ対岸にあります。

GMの工場跡地を買い取り現在に至ります。

　面積：1.49㎢(東京ドーム30個分)

　従業員：10,000人

　生産開始：2010年購入、2012年6月～

　生産車両：モデルS, X, 3, Y

　バッテリーキャパ：10GWh

ギガファクトリー1　ギガネバダ

ネバダ州スパーク近郊にあり、隣にパナソニックのバッテリー工場があることが有名ですね。

　面積：11.59㎢

　従業員：7,000人

　生産開始：2015年1月建設開始、2016年1月～

　生産車両：モデル3モーター、バッテリーパック、パワーウォール等

　バッテリーキャパ：30GWh

ギガファクトリー2　ギガニューヨーク

　ニューヨーク州バッファローにあります。NYと言えばマンハッタン島を想像しますが、バッファローはナイアガラの滝の近くです。

場所としては、ほぼカナダです。

2016年にSolor Cityを買収し太陽光事業を拡大させました。

　面積：0.35㎢

　従業員：1,500人

　生産開始：2014年9月建設開始、2017年8月～

　生産車両：スーパーチャージャー、ソーラーパネル、ソーラーパネルモジュール等

　バッテリーキャパ：–GWh

ギガファクトリー3　ギガ上海

名前の通り、中国の上海に工場があります。

稼働中の工場で一番大きい工場です。

中国人デザイナーを雇っていますので、噂のモデル2を設計開発している可能性が非常に高いです。

　面積：0.86㎢

　従業員：2,000人

　生産開始：2018年12月建設開始、2019年10月～
　　　　　　2019年後半～2020年3月　追加ライン完成

　生産車両：モデル3, Y、バッテリーパック

　バッテリーキャパ：80GWh

ギガファクトリー4　ギガベルリン

　ドイツのベルリン中心から南東に35kmの場所に建設中です。

　面積：3㎢

　従業員：8,000人(予定)

　生産開始：2019年11月建設開始、2021年後半～

　生産車両：モデルY中心

　バッテリーキャパ：100GWh(~250GWh)

ギガファクトリー5　ギガテキサス

ネバダ州のオースティンにあり建設中です。

工場に遊歩道を設け一般開放する予定です。

こちらの記事でも写真も紹介しているのでどうぞ

テスラ ギガテキサス モデルY搬入 オープン間近!!ギガベルリンも?

2021.08.01

　面積：10㎢

　従業員：不明

　生産開始：2020年7月建設開始、2021年後半～

　生産車両：モデル3, Y, サイバートラック, セミトラック

　バッテリーキャパ：90GWh？

まとめ

日本語サイトでまとめ記事がwiki以外になかったのでまとめてみました。

wikiも更新されていないのでこっちの方が情報多いかもしれません。

ギガネバダとギガ上海の従業員数が少ないような気もしますが、他の自動車メーカーはどうなのでしょうか。

フルオートメーション化した工場だとかなり面白そうです。

すぐにでも工場見学に行きたいです。

最後2つの工場、ギガベルリン、ギガテキサスについては予想の部分も含まれますが、今後のテスラの活躍に大きく貢献してくれる工場であることは間違いないです。

中国EVメーカーの動きもかなり早いですし、EV戦争は見ていて楽しいです。

日本メーカーも負けないようにチャレンジしてほしいです。

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