電気自動車メーカー、電気自動車部品メーカーに続きまして、充電ステーションのスタートアップ企業株ついてまとめたいと思います。
充電ステーションメーカーと言えば?と聞かれてパッと思い浮かぶ企業はまだありませんよね。
ガソリンスタンドと言えば?と聞かれるといくつか思い浮かぶと思います。
このように充電ステーションも大手と呼ばれるところが出てくると予想できます。
そのメーカーや充電ステーションを製造、販売している企業にフォーカスしてみました。
EV株(SPAC)おすすめ4選 電気自動車充電ステーション編
Charge Point(CHPT)
2021年3月1日よりSwitchback Energy Acquisition(SBE)経由でNASDAQへ上場しています。
Charge Pointはカリフォルニア州キャンベルを拠点とするアメリカの電気自動車インフラストラクチャ企業です。
世界最大のシェアを誇る充電ステーションは、世界14か国で使用されており合計114,000機の充電網があります。
22kW、24kW、50kW、62.5kW、350kWの容量を持ち、CCS-1、CCS-2とCHAdeMOの3種類の急速充電口とJ1772の家庭用充電口の合計4種類に対応しています。
Nuvve(NVVE)
2021年3月23日にNewborn Acquisition(NBAC)経由でNASDAQへ上場しています。
Nuvveはカリフォルニア州サンディエゴに本社を置く、電気自動車インフラストラクチャ企業です。
この会社の特徴は、Vehicle-to-Grid(V2G)と呼ばれる電気自動車に貯めた電力を送電線に戻し、電力需要に対応したサービスが可能なところです。
車は基本的に約95%は停止しています。
この先、再生可能エネルギーが増えた場合の懸念点として、天候や時間帯によって電力需要は変化します。
その間に指しっぱなしにした電気自動車から充電プラグを介してエネルギーを補填しようと考えています。
対応充電口は、CHAdeMO、CCS-1,CCS-2とJ1772、J3068の合計5種類です。
世界で4か国展開しており、19.2kW、51kW、70kW、100kWの充電スピードを持ちます。
Volta Industries(VLTA) - Tortoise Acquisition Corp. Ⅱ(SNPR)経由
Volta Industriesはサンフランシスコに本社を置く、電気自動車用充電ステーションインフラの製造開発を行っている会社です。
Voltaは、充電ステーションを無料で提供しています。
ショッピングセンターや映画館などの視認性の高い場所に充電ステーションを設置することで、充電ユニットに表示された広告主によってその費用がサポートされます。
対応充電口は、CHAdeMO、CCS-1とJ1772の合計3種類です。
マーケットシェアなどについては、情報がありません。
アメリカ国内だけで運用されており、1000か所以上の充電ステーションの設置がされています。
Wall Box Chargers(WBX) - Kensington Capital Acquisition Corp. Ⅱ(KCAC)経由
2021年Q3からKensington Capital Acquisition Corp. Ⅱ経由で上場される予定です。
Wall Box Chargersはスペインのバルセロナに本社を置く、家庭用をメイン事業とした電気自動車インフラストラクチャ企業です。
彼らは、スマートフォンを使用するのと同じくらい簡単にEV充電体験を実現することを目標にインフラ構築を行っています。
対応充電口は、CHAdeMO、J1772(type1)、Mennekes(type2)の合計3種類です。
60か国以上で設置されており、7.4 kW、11 kW、または22kWの充電スピードがあります。
まとめ
Nuvveの脱炭素社会へ向けた電力需要の補填ソリューションは、非常に友好的で、日本人やヨーロッパの人が好む特徴を持っていて個人的には好みです。
対応車種が日本車がメインで数が少ないのと、まだまだマーケットシェアが低いのかもしれませんが、今後株価の高騰があるかもしれませんね。
電気自動車メーカーと部品メーカーについてこちらの記事を参照ください。
にほんブログ村 Follow @AO_SHIROMIDORI
↓↓↓応援クリック励みになります。いつもありがとうございます!