ここでは、オープンが待たれるギガテキサスとギガベルリンの状況についてまとめたいと思います。
ギガ上海は、着工から生産開始まで1年経たず、爆速でオープンしましたので、その記録を塗り替えてくれるのではないかと期待してたのですが、2021年8月現在になってもまだオープンしていません。
ギガテキサス着工は2020年7月でした。
そんな期待をしていた僕は、2020年12月にテキサス州のオースティンまで行って実際に工場建設状況を見てきました。
その時の写真がこれです。
骨組みだけ(笑)周りもなーんにもなく、まだまだかかりそうな雰囲気でした。
テスラ ギガファクトリー5 ギガテキサス進捗と4680セル
先日、テスラの新工場であるギガファクトリー5、通称ギガテキサスにフレームとボディだけのモデルYが搬入されている写真がTwitterやRedditで話題となりました。
Can anyone help explain what’s happening in this picture? pic.twitter.com/rGpNbIYLbK
— Austin Tesla Club (@AustinTeslaClub) July 23, 2021
これはフリーモント工場で生産されたモデルYが、ギガテキサスの製造ラインの最終調整をするために搬入されたのではないかと推測されています。
以前に、イーロンマスクは2021年中にギガテキサスでモデルYを少量だけでも生産をスタートさせるといっていた為、その準備が最終段階に入っていることが示唆されます。
※現在アメリカ大陸で使用されるモデルYは、カリフォルニア州のフリーモント工場で製造されています。
本来であれば、2021年5月の生産をスタートさせる予定であったギガテキサスもまだ製造をスタートできておりません。
これは4680セル搭載のために少し遅らせた可能性もあります。
イーロンマスクも、5月にTwitterでこのように回答していますしね。
4680
— Elon Musk (@elonmusk) May 18, 2021
テスラ ギガファクトリー4 ギガベルリン進捗
ギガテキサスについて見てきましたが、一方でギガベルリンの進捗も確認してみましょう。
予定ではギガテキサスの次にオープン予定でして、2021年7月オペレーション開始でした。
ギガベルリンは、政府の承認待ちと環境活動家の抗議で大幅に遅れているようです。
もちろんそれ以外にもあるんですけどね(笑)
一個ずつ見ていきましょう。
①2020年2月 環境団体から森林伐採に対する環境問題を訴えられ一時中断
②2020年10月 水道料金未払いで工事一時中断
③2020年12月 建物解体の可能性のための保証金1億ユーロ未払いで工事一時中断
④2021年12月 環境活動家が絶滅危惧種の保護を訴えられ一時中断
⑤2021年6月 政府へバッテリー製造するための許可証の再提出のため中断
①、②、③、④については解決済みです。
④については、
冬に工場を建設するとトカゲや蛇などの生物に被害が及ぶと訴えられたようです。
環境問題に敏感なヨーロッパらしい訴えですね。
そしてテスラは、トカゲ移動のために50万円程度費やし、裁判所に工場建設再開を承認されました。
こんなことってあるんですね~(笑)
⑤については、
2021年6月に許可書を再提出後、8月16日までに判断されるとのことです。
イーロンマスクは2021年末までには工場を稼働させたい語ってようです。
工場が稼働してヨーロッパでどれほど売れるの楽しみです。
まとめ
ギガテキサス、ギガベルリンの進捗状況について確認してみました。
ギガテキサスは2021年年内の4680搭載したモデルYが製造されそうですね。
そしてセミトラックもすぐ発売になるかと思います。
そしてギガベルリンですが、政府への書類提出も済み、8月16日までの判断を待つだけですね。
日本人っぽくないうっかりミスもあり工場オープンが遅れているようですが、見切り発車で工場を建設を始めてしまうあたりが、海外の良さなのかもしれません。
ビジネスにおいてスピード観は大切ですね。
そしてきたる、8月15日にAI dayを予定しています。
8月もテスラの話題が盛りだくさんかもしれませんね。
お盆休み後半が楽しみです!
以上です。終わり。
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